宮城県は、休業要請に応じずに営業を続けている県内2つのパチンコ店の名前を、新型コロナウイルス対策の特別措置法の45条に基づいて公表しました。
宮城県の村井知事は29日午後、記者会見を開き、県の休業要請に応じずに営業を続けているとして、仙台市泉区と松島町にあるパチンコ店の名前を公表しました。
県によりますと、休業要請を行った今月25日以降も営業している店舗があるという情報が寄せられたことを受けて、個別に文書で協力を要請したということです。
しかしこの2つの店舗は要請に応じずに29日も営業を続けていることから、県は、新型コロナウイルス対策の特別措置法の45条に基づいて、店名をホームページに公表しました。休業すれば削除するということです。
仙台市の店舗は30日から休業する意向を県に伝えている一方、松島町の店舗は今後も営業を続けるとしているということです。
村井知事は「苦渋の決断だが、感染拡大を防ぐため公表に踏み切った。感染する可能性もあるので、とにかく大型連休中は営業を控えてもらいたい」と呼びかけました。
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