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自民・薗浦議員、政治資金パーティー収入の過少記載を了承か…特捜部が秘書との会話録音入手 - 読売新聞オンライン

 自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)(千葉5区)の関連政治団体が政治資金パーティーの収入を約4000万円少なく記載していた疑惑で、薗浦氏が公設第1秘書から過少記載の報告を受け、了承していた疑いのあることがわかった。政治資金規正法違反容疑で捜査している東京地検特捜部は、薗浦氏と公設第1秘書がやりとりした録音記録を入手。13日に薗浦氏から任意で事情聴取し、過少記載の認識などを確認したとみられる。

 薗浦氏の資金管理団体「新時代政経研究会」は2018~20年、東京都内のホテルでパーティーを計6回開催し、政治資金収支報告書に計4362万円の収入を記載。「そのうら健太郎後援会」も17~19年、千葉県内のホテルで計3回開催し、同様に計1006万5000円の収入を記載した。公設第1秘書は両団体の会計責任者を務め、特捜部に対し、パーティー収入を実際より少なく記載していたことを認めたとされる。

 関係者によると、特捜部が入手したのは、パーティー収入の処理について、公設第1秘書が薗浦氏に相談した際の会話を録音した記録。公設第1秘書が収支報告書に少なく記載する方針を報告した際のやりとりが残されているという。特捜部は、薗浦氏が公設第1秘書からの報告で過少記載を認識していたことを示す証拠とみている。

 薗浦氏は11月30日、報道陣の取材に応じ、「ずさんな処理が明らかになり、お騒がせしていることをおわびしたい」と謝罪する一方、過少記載については「認識はなかった」と説明し、事前に報告を受けたり、指示したりしたことはないとした。

 薗浦氏や公設第1秘書を巡っては、同研究会が19年に都内のホテルで開催したパーティー収入162万円を収支報告書に記載しなかったなどとして、大学教授が2人に対する同法違反容疑での告発状を地検に提出していた。

 薗浦氏は05年の衆院選で初当選し、現在5期目。外務副大臣などを歴任し、現在は衆院法務委員会の筆頭理事を務めている。

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