東京消防庁によりますと、消防車など20台が駆けつけて消火活動に当たり、火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、建物の2階の部分、およそ10平方メートルが焼けたということです。
警視庁によりますと、この火事で逃げ遅れた人やけが人はいないということです。
「ゴールデン街」は、狭い路地に古いたたずまいのバーやスナックなどが軒を連ねて密集している地域で、6年前の2016年には放火で合わせて3棟が焼ける火事が起きています。
現場周辺では、近くの店舗の関係者やとおりかかった多くの人たちが消火活動を心配そうに見守っていました。
火元の店舗の近くで飲食店を経営する女性は「昼間の営業をしていたら、消防の無線やバタバタ走る音が聞こえてきて、店内にも煙のにおいが入ってきたので、これは危ないと思いお客さんと一緒に逃げました。怖いです」と話していました。
警視庁が火事の原因を調べています。
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