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【ソウル=上杉洋司】北朝鮮の
朝鮮中央通信は18日、正恩氏が露極東ウラジオストク北方の都市アルチョムの鉄道駅を17日に出発したと報じた。タス通信によると、正恩氏は沿海地方の知事から、自爆型無人機(ドローン)5機、長距離偵察が可能なドローン1機などを土産として受け取ったという。北朝鮮への武器や機械類の輸出を禁じた国連安全保障理事会の決議に違反するとの指摘もある。
正恩氏は5泊6日のロシア滞在中、軍飛行場や太平洋艦隊を訪れるなど、軍事施設の視察に多くの時間を費やした。16日のセルゲイ・ショイグ国防相との会談では、「国防・安全分野での戦略・戦術的な協力強化で建設的な意見を交わした」という。
プーチン氏も北朝鮮の人工衛星開発を支援する考えを表明した。衛星打ち上げと大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射は技術が共通しており、ロシアのミサイル技術の支援が行われる可能性がある。
タス通信によると、正恩氏と列車で一緒に移動したロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使は17日、今回の訪露を「全て計画通りに行われた。金正恩同志は満足した様子だった」と述べた。正恩氏は水力発電でのロシアの協力も求めた。同大使は北朝鮮への食糧支援も提案したが、正恩氏は「苦しい時はお願いするが、いまは問題ない」と断ったという。
アレクサンドル・コズロフ天然資源環境相は、次回の政府間協議を11月に
インターファクス通信によると、今回の訪露では、新型コロナ以前は週2便が運航されていたウラジオストク―平壌間の定期便再開も協議された。正恩氏は、北朝鮮に「大規模リゾート」を建設中だとして、露沿海州からの観光客訪問に期待を寄せたという。
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