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日本医師会、8年ぶりトップ交代 新会長に中川氏 - 日本経済新聞

日本医師会は27日の会長選挙で、副会長だった中川俊男氏(69)を新会長に選出した。安倍晋三首相など自民党とのパイプが太い現職の横倉義武氏(75)を破った。8年ぶりのトップ交代となる。新型コロナウイルス感染症の第2波に備えるための医療体制の構築などが急務となる。

日本医師会の新会長に選出された中川俊男氏

日本医師会の新会長に選出された中川俊男氏

日医の会員は約17万人おり、自民党の有力な支持団体。厚生労働省と医療政策の調整も担う。

選挙は都道府県ごとに500人程度に1人の割合で選出された代議員371人による無記名投票で行われた。「圧力に屈しない医師会」を掲げた中川氏は191票を獲得した。任期は2年間。

横倉氏は医療現場が新型コロナへの対応に迫られている状況での選挙戦を避けるため、一度は引退する意向を示していた。ただ留任を求める声が多かったため、立候補に転じた。

新型コロナの感染拡大を受けてオンライン診療の規制緩和が政府主導で進んだことなどへの反対意見や、横倉氏立候補の経緯もあり、中川氏に支持が集まった。

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