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ハマスの人質だった女性「クモの巣のような地下トンネルに監禁された」…「地獄のような2週間超」 - 読売新聞オンライン

 【エルサレム=酒井圭吾】パレスチナ自治区ガザでイスラム主義組織ハマスの人質となって解放されたイスラエル人のヨヘベット・リフシッツさん(85)が24日、テルアビブで記者団の取材に応じた。拘束時に暴力を受け、2週間以上に及ぶ監禁を「地獄のような体験だった」と語った。

 リフシッツさんは7日、ガザから3キロ・メートル離れたキブツ(農業共同体)でハマスの襲撃に遭った。バイクに乗せられ、腹部を殴打された上、時計などを奪われたという。「クモの巣のように張り巡らされた地下トンネルに連れて行かれた」と証言した。地下の空間には25人ほどの人質がいたが、5人ずつに分けられ、別の一室に監禁された。

 医師を名乗る男が数日おきに診察し、薬も供与され、衛生環境は保持されたという。食事にはパンとキュウリ、チーズを与えられた。リフシッツさんは「地獄」と振り返った一方で、「(ハマスは)優しく接してくれて、要望にも全て応えてくれた」と述べた。ハマスは人質をイスラエルや米国との交渉カードと位置付けており、健康管理に気を配っていたとみられる。

 リフシッツさんは23日にヌリット・クーパーさん(79)とともに解放された。同時に拉致された夫は解放されていない。

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