沖縄県は27日、県内で新たに10歳未満から90代の男女18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の感染者数では過去最多。累計感染者数は210人となり、200人を超えた。観光で来県した千葉県の50代男性は重篤な肺炎で重症。県の警戒レベルの七つの判断指標のうち「入院患者数」「病床利用率」「直近1週間の新規感染者数」の3指標が第3段階の「感染流行期」に入った。
一方、米軍嘉手納基地は27日、公式フェイスブックで、軍関係者1人と基地従業員1人の感染を発表した。
県が発表した27日の感染者18人のうち、15人が家族を含め県内患者との濃厚接触者。県の糸数公保健衛生統括監は、1日の感染者数が最多となったことに関し「数はかなり衝撃的だが、無症状だけれども濃厚接触者ということで積極的に検査して見つかった人も約半数いる。感染が広がる前に早めに隔離できたとも受け取れる」との認識を示した。
患者の濃厚接触者で、いずれも10歳未満の浦添市の女児と那覇市の幼児のほか、浦添市の90代女性、嘉手納基地所属の基地従業員(浦添市の20代女性)も感染した。この従業員が、米軍が27日に発表した従業員の感染者と同じかは不明。
基地従業員対象で25、26両日に県中部合同庁舎で行ったPCR検査結果の公表は28日以降という。
一方、那覇空港で4連休の23~26日に、鼻の奥の「鼻咽頭(びいんとう)ぬぐい液」での抗原検査を1人に実施し、陰性だったと説明。27日からは唾液採取によるPCR検査になっているという。
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