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政府、余暇楽しみながら仕事もする「ワーケーション」推進へ…観光業界を支援 - 読売新聞

 政府は27日午前、首相官邸で観光戦略実行推進会議(議長・菅官房長官)を開き、リゾート地などで余暇を楽しみながら仕事もする「ワーケーション」を推進する方針を確認した。新型コロナウイルスの感染拡大で働き方が多様化していることに着目し、観光業界を支援する狙いがある。

 ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語で、職場以外で仕事をするテレワークの一種だ。菅氏は「新しい旅行や働き方のスタイルとして普及に取り組みたい」と述べ、宿泊施設でのWi―Fi(ワイファイ)整備などを支援していく意向を示した。

 国内の観光地は新型コロナで打撃を受けており、政府は、ワーケーションを新たな振興策の柱に位置づけたい考えだ。菅氏は、休暇の取得や分散化を促進する具体策を関係省庁で検討するよう合わせて指示した。

 海外からの訪日客も大きく落ち込んでいるが、会議では、新型コロナの収束後を見据え、誘致に向けた取り組みを引き続き進めることで一致した。具体的には〈1〉海外富裕層向けの高級ホテルの誘致〈2〉外国語による案内表示の充実――などに集中的に取り組む。

 一方、感染者数は高止まりしており、観光振興には感染対策が重要になる。菅氏は、政府の観光支援事業「Go To トラベル」について、「感染対策と経済活動の再開の両立という基本方針に沿って、キャンペーンをうまく活用してもらいたい」と語った。

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