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ALS女性の主治医、「安楽死」への協力を何度も求められ拒否…嘱託殺人 - 読売新聞

 難病の筋萎縮いしゅく性側索硬化症(ALS)の女性患者(当時51歳)を殺害したとして医師2人が京都府警に逮捕された嘱託殺人事件で、女性の主治医が29日、読売新聞の取材に応じ、女性から「安楽死」への協力を何度も求められ、拒否していたことを明らかにした。主治医は「支援に不備があったと思わないが、もっと必要なことがあったかもしれない」と話し、今後当時の対応を検証する考えを示した。

 主治医は、女性が在宅ケアを受け始めた約7年前から担当。女性は数年前から「安楽死」の方法を何度も尋ねてきたが、主治医は「今の日本の制度では難しい」と説明してきたという。

 女性からは、胃にチューブをつないだ「胃ろう」からの栄養補給を停止するなどの提案もあったが、「死に至る治療は選択できない」と断った。女性と逮捕された医師とのやりとりは把握していなかったという。

 主治医は「自分の最期は自分で決めたいという思いが強い人だった」と話し、今後、一緒に在宅ケアにあたったヘルパーや看護師らと当時の支援内容について話し合う場を設けるとした。

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