狛江強殺の永田容疑者、千葉のリサイクル店強盗にも関与の疑い…「ルフィ」ら指示か - 読売新聞オンライン

　東京都狛江市で起きた強盗殺人事件に関与したとして、強盗殺人容疑などで逮捕された土木作業員の永田陸人容疑者（２１）（金沢市）が、千葉県大網白里市で起きた別の強盗致傷事件にも関与した疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。永田容疑者は中野区で起きた強盗致傷事件でも逮捕・起訴されており、警視庁は、「ルフィ」や「キム」などと名乗る人物の指示で次々と強盗に関与したとみている。

　警視庁は２４日、狛江市の住宅で１月１９日に大塩衣与さん（当時９０歳）を殺害して腕時計などを奪ったとする強盗殺人容疑などで、永田容疑者ら男４人を東京地検立川支部に送検した。

　大網白里市の事件は狛江市の事件から１週間前の１月１２日夜に発生。男２人がリサイクル店に押し入ったが、店主の男性（７６）に抵抗され、何も取らずに逃走した。男性は顔に全治２週間のけがを負った。

　捜査関係者によると、この事件では千葉県警が２月１１日に強盗致傷容疑などで逮捕した職業不詳の作田竜二容疑者（２５）（金沢市）が実行役の１人とみられているが、防犯カメラの解析などから、県警はもう１人が永田容疑者だったとみている。２人とも金沢市在住で、関係を調べている。

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