Search

家畜盗、ベトナム人拠点で男3人が鶏を処理…近くの住民が目撃 - 読売新聞

 群馬県を含む北関東で相次いだ家畜や果実の窃盗事件に関与が疑われるベトナム人グループが拠点としていた群馬県太田市の住宅で、男3人が鶏を処理する様子を、近くの住民が目撃していたことが分かった。県警が事件との関連を調べている。

 事件を巡っては、県警はこの住宅2棟で生活していた20~39歳のベトナム国籍の男女13人を入管難民法違反(不法残留など)容疑で逮捕し、27日に身柄を前橋地検に送った。

 住宅の床下などから冷凍された鶏約30羽が見つかった。市内の宅配センターから発送された肉や果実の伝票には、グループの一部の名前が記されていた。SNS上には解体した豚の写真、肉や果実の購入を呼びかける投稿もあり、県警は県内外のベトナム人に販売していたとみて調べている。

 9月中旬には、近くに住む日本人の男性が、ごみの分別を注意しようとこの住宅を訪ねた際、敷地内で生きた鶏を絞める男3人を目撃すると、鶏をとっさに隠そうとしたという。

 この住宅で生活し、26日に任意同行を求められたベトナム人男性は読売新聞の取材に対し、「最近ここへ来た。何も分からない」と話した。

 家畜の連続窃盗への関与を疑われるグループが明らかになったことについて、県養豚協会の岡部康之会長(65)は「盗難が収まってほしい。どの農場の窃盗に関係し、どう役割分担していたかの解明も必要だ」と語る。8月に子豚50頭が盗まれる被害に遭った太田市の養豚場の経営者男性(74)は「どうやって大量の豚を一度に処理したのか疑問が残る。別グループの関与も考えられ、油断はできない」と話した。

Let's block ads! (Why?)



Bagikan Berita Ini

0 Response to "家畜盗、ベトナム人拠点で男3人が鶏を処理…近くの住民が目撃 - 読売新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.