アパートで豚解体か４人逮捕｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

群馬県太田市のアパートの部屋で不法に豚を解体したとして、警察はベトナム国籍の技能実習生４人を逮捕しました。
警察は、群馬を中心に関東で相次いでいる豚などの盗難事件と関連がないか捜査しています。

逮捕されたのは、いずれも太田市に住むベトナム国籍の技能実習生、カオ・スアン・トゥン容疑者（２７）とグエン・バン・ゴック容疑者（３２）ら、あわせて４人です。
警察によりますと、４人はことし７月ごろ太田市のアパートの部屋で、許可を得ていないのに不法に豚を解体した疑いが持たれています。
４人のうちカオ容疑者が今月上旬、太田市の畑でうりを盗んだ疑いで逮捕され、警察が住んでいたアパートの部屋を捜索したところ、豚の肉の塊や包丁などが見つかったということです。
これまでの調べで、部屋からは豚の毛が採取されたということです。
警察は、群馬を中心に関東で相次いでいる豚などの盗難事件と関連がないか捜査するとともに、同じ太田市で在留期限が切れたまま滞在を続けていたなどとして、２６日逮捕されたベトナム国籍の男女１３人との関係性も調べています。
捜査に支障があるとして４人の認否は明らかにされていません。

４人が住むアパートの近くに住む男性は「２０代か３０代くらいの人たちが４人ほど住んでいたと思う。夕方に自転車で帰ってきていたので、どこかに勤めているのではないかと思っていた。特に騒がしくしていたという印象もないし、豚のにおいとかもしなかった」と話していました。

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