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オミクロン型、自宅待機者で初の感染確認 岐阜で(写真=共同) - 日本経済新聞

厚生労働省は11日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染者を新たに1人確認したと発表した。スリランカに滞在歴のある40代男性で、過去の感染者の濃厚接触者にあたる。入国時の検査では陰性だったため、岐阜県内の自宅で待機していた。自宅待機者でオミクロン型の感染が確認されたのは初めて。国内の感染例はこれで13人目となる。

これまで国内で確認したオミクロン型の感染者は、いずれも入国時や検疫所の待機施設に滞在中のコロナ検査で陽性が判明していた。政府はオミクロン型の感染拡大が確認された国や地域を待機指定国に定めているが、男性が滞在していたスリランカは現時点で指定国になっていない。

男性は4例目の感染者と同じ飛行機で4日に入国し、8日に濃厚接触者と判断された。同日には発熱などの症状が出ていたため岐阜県内の医療機関に入院している。厚労省によると4例目の感染者と同じ飛行機に同乗していた濃厚接触者のうち、6人で症状が出ているほか、1人がコロナ感染を調べるPCR検査で陽性となっているという。

男性はワクチンの2回接種を8月に終えている。同県によると検疫検査で陰性が確認されたのち公共交通機関を使わず友人の車で帰宅しており、県内に濃厚接触者はいないという。ただ空港検疫を出た後のオミクロン感染が見つかったことで、今後は市中感染への懸念も強まりそうだ。

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