Search

座間 9人殺害事件初公判 被告が殺害認める【随時更新】 - NHK NEWS WEB

座間 9人殺害事件初公判 被告が殺害認める【随時更新】

3年前、神奈川県座間市のアパートで若い女性ら9人の遺体が見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われている29歳の被告の裁判員裁判の初公判が、東京地方裁判所立川支部で午後1時半ごろ始まりました。

被告入廷

法廷に白石隆浩被告(29)が入りました。
髪は肩まで伸びていて、青の長袖を着ていました。
めがねをかけて白いマスクをつけていて、時折、天井を見るなど、表情は落ち着いているように見えました。

人定質問

裁判の「冒頭手続」で、白石被告は、裁判長から証言台の前に立つように指示され、はじめに名前や職業などを尋ねられました。

これに対し、被告は「白石隆浩です」と、はっきりとした声で答え、職業については「無職です」と答えました。

被告罪状認否 殺害認める

白石被告は、起訴された内容について「起訴状のとおり間違いありません」と述べ、殺害などについて認めました。

弁護士罪状認否 被害者の同意得ていたと主張

被告の弁護士は、事件当時、刑事責任能力はなかったか著しく弱っていたと述べました。

また、被害者は殺害されることなどに同意していたとして、成立するのは承諾殺人の罪にとどまると主張しました

冒頭陳述始まる

法廷では、検察官が証明しようとする内容を明らかにする「冒頭陳述」が始まりました。

検察官は発覚の経緯や犯行の状況について述べ、「被告は女性の首を絞めて失神させ性的暴行を加えたうえロープで首をつって殺害した」などと述べました。

また、事件までの経緯について「自殺願望がある女性ならねらいやすいと考え、平成29年3月にツイッターのアカウントを開設した。自殺願望があるかのように装って複数の女性とメッセージのやり取りを始めた」と述べました。

争点について検察官は「被害者が殺害を真意に基づいて承諾したかどうかが
最大の争点だ。弁護側は責任能力はなかったなどとして無罪もしくは減刑すべきだと主張しているが、被告は一貫して目的にかなった行動をしていて
責任能力に問題はない」と述べました。

そのうえで、「もっぱら自己の欲望を充足するための計画的犯行で、卑劣かつ残虐だ」と述べました。

Let's block ads! (Why?)



Bagikan Berita Ini

0 Response to "座間 9人殺害事件初公判 被告が殺害認める【随時更新】 - NHK NEWS WEB"

Post a Comment

Powered by Blogger.