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初対決、非難合戦 トランプ、バイデン氏がテレビ討論―米大統領選 - 時事通信ニュース

2020年09月30日12時56分

29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で論戦を交わす共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(EPA時事)

29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で論戦を交わす共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(EPA時事)

  • 29日、米オハイオ州クリーブランドで開かれた大統領選候補テレビ討論会で発言する共和党のトランプ大統領(左)と民主党のバイデン前副大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】11月3日の米大統領選を控え、共和党候補トランプ大統領(74)と民主党候補バイデン前副大統領(77)による初のテレビ討論会が29日夜(日本時間30日午前)、オハイオ州クリーブランドで開かれた。新型コロナウイルス対応などをめぐり激しい応酬を繰り広げ、双方が互いの発言中に非難し合うなど混沌(こんとん)とした展開になった。

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 CBSテレビによると、討論会の勝者を問う世論調査で、48%がバイデン氏、41%がトランプ氏と回答した。
 討論会は約90分開催された。新型コロナをめぐり、バイデン氏はトランプ氏が2月にウイルスの深刻さを知りながら国民に知らせなかったと指摘。「彼がパニックだったか、株式市場を気にしていた」とトランプ氏の対応を非難した。
 これに対しトランプ氏は「あなたはちっとも賢くない」と応酬。自身でなければ「数百万人が死んでいた」とコロナ対応を正当化し、ワクチンは「あと数週間でできる」との見通しを強調した。バイデン氏は「私たちはあなたでなく科学者を信じる」と主張した。
 一方、バイデン氏は黒人差別問題で、トランプ氏が差別的憎悪をあおり、国民を分断したと詰め寄った。トランプ氏は「国民は法と秩序を求めている」と反論し、バイデン氏を「過激左翼の言いなり」と非難した。
 バイデン氏は選挙結果について「勝敗にかかわらず受け入れる」と表明。トランプ氏は郵便投票の増加を踏まえ「何万もの票が操作されている限り、賛成できない。選挙結果の確定に数カ月かかるかもしれない」と述べ、言質を与えなかった。
 トランプ氏が所得税をほとんど払っていないと報道されたことについて、トランプ氏は「数百万ドルを払っている」と主張したが根拠は示さなかった。

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