国内
任期満了にともなう自民党総裁選挙が、9月17日に告示、29日に投開票を行うことが決定し、岸田前政調会長が出馬を正式に表明した。
自民党・岸田前政調会長「このたび、自民党総裁選挙に立候補することを決意しました」
岸田氏は、記者会見で「国民の間に『政治が自分たちの声に応えてくれない』という切実な声が満ちあふれている」と指摘した。
また、信頼回復のため、党役員に若手を登用し、自民党役員の任期を1期1年、連続3期までとするなどと改革の必要性を訴えた。
新型コロナ対策では、病床確保や治療薬開発に加え、「公平な経済対策」を取りまとめるとアピールした。
一方、下村政調会長は、出馬に必要な国会議員20人の推薦人は確保できているとして、あらためて出馬に意欲を示した。
高市前総務相も「多くの議員から激励を頂戴している」と述べ、推薦人確保への意気込みを語った。
高市前総務相「きょういよいよキックオフだと思っているので、精いっぱい多くの同志に政策を伝え、お願いに上がりたい。頑張ります!」
これに対し、石破元幹事長は、出馬に慎重な構えを崩しておらず、今後の動向に注目が集まる。
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