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「なぜ北九州だけ増えるのか」市長が危機感…感染経路分からず - 読売新聞

 全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化するなか、北九州市内では感染者の増加に歯止めがかからない。23~27日の5日連続で計22人の新規感染者が判明。感染経路が分かっていない感染者も多く、28日にはその特定を急ぐため、厚生労働省のクラスター対策班が調査を開始した。

 「なぜ、北九州だけが増えるのか」。28日の定例記者会見で北橋健治市長は危機感をあらわにした。

 市によると、感染者22人の居住地は、門司、小倉南が各5人で最も多く、八幡西の4人が続く。年齢別では、80歳代の7人を含め、60歳以上が12人を占めた。

 また、発熱などの症状がない感染者も多い。市はPCR検査の運用を切り替え、これまで対象外だった「無症状の濃厚接触者」にも検査を実施。市は感染者増の要因がそこにもあるとみる。

 NTTドコモの携帯電話の位置情報を利用した統計調査によると、JR小倉駅周辺の人出は感染拡大前(1月18日~2月14日)の平均と比べて、5月の大型連休中は7割減だったが、緊急事態宣言の解除後は3~4割減で推移した。

 北橋市長は「緊急事態宣言の解除後、人と人の接触の機会が増えている。第2波を入り口の段階で食い止めるという認識を共有してほしい」と呼びかけた。

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