日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士を乗せた民間の宇宙船が国際宇宙ステーションとのドッキングに成功し、日本時間の24日午後8時45分ごろに星出さんたちは国際宇宙ステーションに乗り込みました。星出さんは宇宙ステーションで笑顔で野口聡一さんと抱き合い、ことばを交わしていました。
日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんら4人の飛行士を乗せて23日に打ち上げられた民間の宇宙船は、日本時間の24日午後6時すぎに国際宇宙ステーションに到着しました。
その後、空気漏れがないかなどを確認して午後8時すぎにハッチが開かれました。
そして午後8時45分ごろに星出さんは最初に宇宙ステーションに乗り込んで、宇宙ステーション側で待っていた野口聡一さんと笑顔で抱き合い、ことばを交わしました。
日本人2人が同時に宇宙ステーションに滞在するのは2010年の野口さんと山崎直子さん以来、11年ぶりです。
星出さんは3回目の宇宙飛行で、およそ半年間の長期滞在が始まりました。
また、国際宇宙ステーションでは日本時間の今月28日に船長の交代式が行われ、星出さんは若田光一さんに続いて日本人としては2人目となる船長に就任することになっています。
なお、野口さんは日本時間の今月28日に国際宇宙ステーションを離れ翌日の29日に地球に帰還することになっています。
星出さん「11人でスクラム 一丸となってミッションを」
国際宇宙ステーションに到着したあと、歓迎セレモニーに臨んだ星出さんは長年ラグビーで培った経験を踏まえて「国際宇宙ステーションに滞在している4か国11人のメンバーでスクラムを組んで一丸となってミッションを果たしたい。地上の皆さんや協力してくれた人に心からお礼を申し上げたい」と話しました。
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