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沖縄県知事選 現職の玉城デニー氏 2回目の当選確実 - nhk.or.jp

任期満了に伴う沖縄県知事選挙は、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が推薦し、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対などを訴えた現職の玉城デニー氏の2回目の当選が確実になりました。

沖縄県知事選挙の投票は午後8時までに締め切られました。
NHKの事前の情勢取材や11日投票を済ませた有権者に行った出口調査では、無所属の現職で、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、地域政党の沖縄社会大衆党が推薦した玉城氏が、自民・公明両党が推薦した新人で元宜野湾市長の佐喜真淳氏らを引き離して極めて優勢です。

また、10日までに期日前投票をした人に行った調査でも、玉城氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、玉城氏の2回目の当選が確実になりました。

玉城氏は、沖縄県うるま市出身の62歳。
タレントとして活動したあと、沖縄市議会議員や衆議院議員を経て、4年前に翁長前知事の死去に伴う沖縄県知事選挙で初当選しました。

玉城氏は選挙戦でアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対や子どもの貧困対策などに取り組んだ実績を訴えました。

その結果、立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、いわゆる無党派層の支持も集めました。

玉城氏 “県民の思いが1ミリもぶれていないという結果”

玉城氏は「本当に身に余る県民の皆様からの信頼と『これからも頼むぞ』という、その希望を託していただいたことに、改めて心から感謝を申し上げる。間違いなく今回は、辺野古の新基地建設は大きな争点だった。過去2回の知事選挙、県民投票の7割以上の反対の声、そして、今回の私の2期目の再選。県民の思いが1ミリもぶれていないという結果だと受け止めている」と述べました。

佐喜真氏 “県民が判断したこと 真摯(しんし)に受け止めたい”

佐喜真淳氏は「県民が判断したことなので真摯(しんし)に受け止めたいと思う。私の力不足でこういう結果になったと思うので、そこは反省をし、支援していただ方には、非常に苦しい、申し訳ないという気持ちでいっぱいだ。きょう結果が出たばかりなのでこれからのことはまだはっきりとは考えていない」と述べました。

下地氏 “県民が選んだ人を批判することはない”

下地幹郎氏は「県民に選ばれたいと思って選挙に出ているので、県民が選んだ人を批判することはない。ただ自分は、政治家をやめるつもりは一切ない。保守や革新といった沖縄の枠を破ることができるのは私しかいないと思う」と述べました。

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