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ゼレンスキー氏がビデオ演説「ロシアは歴史の流れ止められぬ」に拍手…露代表団はぶぜん - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=寺口亮一】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、国連総会一般討論演説で事前収録のビデオ演説を行った。同国への侵略を続けるロシアの部分的動員発令や、親露派などが占領地域で実施を予定する住民投票に触れ、「ロシアは戦争を欲している」と批判し、各国に軍事や財政面での支援を求めた。

 ゼレンスキー氏がロシアの侵略後、全国連加盟国が参加できる国連総会で演説するのは初めて。ゼレンスキー氏は和平実現に向け、「侵略に対する処罰」や「人命の保護」「安全と領土保全の回復」など五つの条件を挙げた。

 ゼレンスキー氏は処罰の重要性を強調し、ロシアの侵略を裁く「特別法廷の設置」を提案した。安全保障理事会常任理事国のロシアが持つ拒否権の 剥奪はくだつ も求めた。ウクライナが被った損害に対する「国際的な補償メカニズム」を検討していることも明らかにした。

 ゼレンスキー氏は「ロシアは歴史の流れを止められない。ロシアは自ら始めた戦争を終結せざるを得なくなる」と訴えた。25分超の演説が終わると、多くの代表団が立ち上がって拍手を送った。ロシアの代表団はぶぜんとした表情で座ったままだった。

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