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ウクライナ、クリミア半島のロシア軍基地への攻撃認める 否認から一転 - BBCニュース

Image shows twin mushroom clouds

画像提供, Reuters

ウクライナは7日、南部クリミア半島のロシア軍基地に対する一連の空爆について、ウクライナが攻撃したと認めた。攻撃をめぐっては約1カ月もの間、誰が関与しているのか不明のままだった。

クリミア半島西岸のノヴォフェドロフカに近い、ロシア空軍のサキ軍事基地では、8月9日に複数の爆発があり、1人が死亡した。

ウクライナはこれまで関与を認めてこなかった。同国のオレクシイ・レズニコフ国防相も、ロシア兵のたばこの不始末が原因だろうと述べていた。

今回の説明により、ウクライナの攻撃がクリミア半島へと大きく拡大したことが確認された。同半島は、2014年にロシアが一方的に併合している。

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「ロケット弾で攻撃」とウクライナ

ウクライナ国営ウクルインフォルム通信は、 ウクライナ軍のヴァレリー・ザルジヌイ総司令官の話として、8月9日に複数の爆発に揺れたサキ軍事基地を含む、クリミア半島の多数の軍事施設に向けてウクライナ軍のロケット弾が発射されたと伝えた。

ザルジヌイ氏は、ウクライナへの攻撃を開始するのにロシアが使用する基地を攻撃し、ロシア軍の戦闘機10機を「作動しない」状態にしたと主張した。

ロシアの軍事能力にダメージを与えるだけでなく、ロシアの軍事的な自信と、何をやっても許されるという感覚に挑戦することも目的だったという。

ザルジヌイ氏はまた、ロシアは自国の民間人を紛争から遠ざけようとしており、その試みに対する意図的な対応の一環だったとした。

サキ軍事基地は、ロシア人観光客に人気のビーチエリアの近くにある。

当時の様子を捉えたある動画には、後方で煙が立ち上る中、ビーチから逃げ出す観光客とみられる人たちが映っている。

2月にロシアによる侵攻が始まって以降、ウクライナがクリミア半島を攻撃したのはこの時が初めてだった。

ロシアが支配するクリミア半島ではここ数週間、ウクライナ軍の脅威がますます高まっている。

ウクライナ軍は7日、「天気予報によるとクリミアは非常に高温に見舞われるようだ」とツイート。ロシアの占領軍は黒海を泳いでロシアに戻らざるを得なくなるかもしれないと示唆した。

ロシアは「弾薬が爆発」と

ロシアが任命したクリミアの行政当局者は、サキ軍事基地での爆発について、ウクライナの責任を直接非難することを拒んだ。

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