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ワクチン接種後に「心臓の炎症」…米CDC「メリットはリスク上回る」 - 読売新聞

 米疾病対策センター(CDC)は、米ファイザー製や米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後、極めてまれに心臓の炎症が報告されていると公表した。大半は軽症で回復しており、CDCは接種のメリットはリスクを上回るとして、引き続き接種を推奨している。

 両社のワクチンは、遺伝物質のメッセンジャーRNA(mRNA)を使う点で共通している。発表によると、今月11日時点でワクチン接種後、約1200人に心筋炎や心膜炎が確認された。両ワクチンは米国で3億回以上接種されており、頻度は極めて低いという。

 分析では、「2回目の接種後」「10代後半~20代」「男性」に多い傾向があった。発症者のうち29歳以下の323人の追跡調査では309人が入院したが、すでに295人が退院した。

 厚生労働省が23日に開いた専門家の検討会では、13日までにファイザー製を接種した25~72歳の11人が、心筋炎や心膜炎を計12件発症したことが報告された。9人は2回目の接種後で、8人は男性だった。厚労省は、「現時点でワクチンに重大な懸念があるとは考えていない。国内外の状況を引き続き注視していく」と説明している。

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