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混戦模様の自民党総裁選。鍵を握るのは382票の党員投票ですが、その投票用紙とみられるものが身に覚えのない人のところに届くケースが相次いでいます。独自取材です。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「とりあえず夜来た時は説明というのではなく、『党員になりましたよね?なりましたよね?』の繰り返し。なった覚えはないの押し問答」 大阪在住のHITOMIさんによると、先週金曜日、自民党大阪府支部連合会から投票用紙とみられるものが届いたそうです。 自民党員になった覚えもなく党費も払っていないというHITOMIさんは、送り先の自民党側に問い合わせました。 すると、自民党の東京都連から電話があり、閣僚経験者の、ある現役国会議員を通じて登録されていると連絡を受けたというのです。 さらに…。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「夕方の5時前にある方から携帯電話に電話が掛かってきたんです。全然、知らない番号だったんですけど…」 身に覚えのない番号から突然の連絡。告げられたのは、閣僚経験者のある現役国会議員の名前でした。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「『〇〇議員の事務所にあなたの名前で党費も払われていますので…』それだけです…。ちょっと待って下さい!あなたのお名前は?どこのどなたさんですか?って聞いた時に、初めて名前と『ある社団法人の理事をしています』と…」「(Q.議員も知らなければ、社団法人の団体も知らないということ?)聞き覚えがない」 接点のない現役国会議員と社団法人。HITOMIさんは、戸惑いを隠せません。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「全然分からないところなので、さらに謎が深まるというか…。そういう知らないところにどうして私の名前や住所が使われているのかな?」 本人が知らないのに党員登録され、党費も支払われているとみられる事態。 一体、どういうことなのか。その現役国会議員の事務所に問い合わせると…。 現役国会議員の事務所:「関係者に経緯を確認してみたところ、この方の親が議員の後援者であり、党員であるところ、娘さんの入党も申し込まれていたという事実が確認できました」 この件について、HITOMIさんは父親に確認したそうですが…。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「詳しく(父親に)聞いてみたんですけど、寄付はしたけど党員になった覚えはない」 3年ほど前、知り合いを通じて社団法人の代表理事と会う機会があった父は、その際、寄付を頼まれ1万円を払ったそうですが、それ以外の接点はないといいます。その父の元にも社団法人側から電話が…。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「『党員になりましたよね?なりましたよね?』の繰り返しで。『なった覚えがない』の押し問答で」 父親が電話に出ないでいたら、自宅を訪れてきたそうです。 総裁選の投票用紙とみられるものが自宅に届いたHITOMIさん(大阪府在住):「アポイントもなく相手の迷惑も顧みずそういう行動をするなんて、ちょっと怖いです。私も、いつここに誰か来るんじゃないか?と思ってドキドキしています」 両親はHITOMIさんの党員登録を否定したそうです。 食い違う両者の話。 国会議員側が説明しているのは、本当にHITOMIさんの話なのか。それとも他にも似たケースがあるのか。再び、現役国会議員の事務所に問い合わせましたが…。 現役国会議員の事務所:「前回、回答した通り」 番組ではその後、HITOMIさんの両親と電話で直接話をしましたが、「党員になった覚えはない」と話しています。主張は食い違ったままです。 鍵を握る社団法人の元を訪ねましたが、連絡が取れませんでした。 ネット上では他にも同じようなケースが相次いでいますが、自民党は…。 自由民主党本部総裁選挙管理委員会:「投票用紙は選挙人資格に基づき、党員・党友名簿を精査したうえで郵送しております」
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