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知床 観光船沈没から2週間 無人潜水機で船体調査へ - nhk.or.jp

観光船の沈没事故の発生から2週間がたち、時間の経過とともに捜索の範囲が広がっていますが、4月28日を最後に行方不明者は見つかっておらず、捜索は難航しています。

最初に行方不明者が見つかったのは、事故翌日の先月24日午前。

現場のカシュニの滝付近から北東に14キロほど離れた知床岬の西側や北東の海上や岩場などで10人が見つかりました。

一方、同じ日の夜、現場からより離れた知床岬の東およそ14キロの海上でも1人が見つかりました。

さらに事故から6日目の4月28日に、知床岬の南南東およそ23キロから24キロの海上で合わせて3人が見つかりました。

現場から知床半島をはさんで羅臼町側の海域に達していました。

このほか、4月27日、北方領土の国後島の西側の海域で救命胴衣をつけて漂流する人をロシアの警備艦が見つけましたが天候が悪く、救助できないまま見失っていたということで、海上保安庁はおとといから国後島の西側の海域で捜索を始めています。

捜索の範囲は時間の経過とともに広がっていますが、海上での捜索では4月28日を最後に行方不明者が見つかっていません。

また、5月3日、初めて沈没した観光船に水中カメラが入りましたが、手がかりは見つかりませんでした。

第1管区海上保安本部によりますと、現場周辺の海域は潮の流れが速く複雑で、行方不明者はさらに遠くまで流されている可能性があり、捜索が難航しているということです。

また、春先の知床の天気は変わりやすく、視界が悪くなったり波が高くなったりして思うように捜索を進められていないということです。

第1管区海上保安本部総務部の二ツ山幸人 業務統括は「潮流が非常に複雑ということもあって発見にいたらず心苦しいが、関係機関の協力を得て発見に全力を尽くしたい」と話しています。

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