山梨県道志村で見つかった人骨について、山梨県警は14日、DNA型鑑定の結果、2019年9月に同村のキャンプ場から行方が分からなくなっている小学1年だった小倉美咲さん(行方不明時7歳)=千葉県成田市=のものと断定したと発表した。山梨県警捜査1課は事件と事故の両面で捜査している。
県警などによると、DNA型鑑定を進めていたのは右側の肩甲骨。5月4日に道志村のキャンプ場近くで捜査員らが見つけた。
県警は会見で、肩甲骨は生命維持に欠かせない部位であるため、美咲さんが亡くなっていると判断したと説明した。死因は不明という。
鑑定結果は美咲さんの母とも子さんには連絡済みで、県警は今後も周辺の捜索を続ける方針。5月14日の捜索では発見物はなかったという。
同村では美咲さんのものとみられる運動靴と靴下も見つかっているが、いずれも個人を特定するだけのDNA型は検出されなかった。
人骨をめぐっては、4月23日にも骨の一部が発見されたが、個人を特定するだけのDNA型が検出されず身元判明にはいたらなかった。
美咲さんは19年9月21日正午過ぎ、母と姉の3人でキャンプ場に到着。午後3時40分ごろ、近くの沢に遊びに行った友人らを1人で追い掛けた後、行方が分からなくなっていた。家族は午後5時ごろ、県警大月署に通報した。その後、県警や消防、自衛隊などが周辺の捜索を続けたが、手掛かりは見つからなかった。【北村秀徳、渡辺薫、山本悟】
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