2021年01月26日10時40分
【ワシントン時事】米下院は25日、議会襲撃で支持者を扇動したとして弾劾訴追したトランプ前大統領(共和党)に対する弾劾訴追決議(起訴状に相当)を上院に送付した。退任した大統領としては初となる弾劾裁判の審理が2月9日にも始まる。
検察官役を務める民主党下院議員が弾劾決議を上院に届けた。バイデン政権は上院での人事承認を優先しており、審理入りまで2週間の準備期間を置く。
警官1人を含む5人が死亡した1月6日の議会襲撃をめぐり、トランプ氏は「反乱を扇動」したとして、大統領としては史上初めて2度目の弾劾訴追を受けた。ウクライナ疑惑をめぐる弾劾裁判では昨年2月に「無罪」となっている。
陪審員役を務める上院議員は与野党50対50の勢力。3分の2以上の賛成でトランプ氏を「有罪」とし、公職に就く資格の剥奪に道を開くには、共和党から少なくとも17人の賛同が必要になる。
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