加藤官房長官、緊急事態延長の可能性に言及「議論したい」 - 読売新聞

　加藤官房長官は２３日のＮＨＫの番組で、新型コロナウイルス対策として発令している緊急事態宣言について、今月末までの期間を延長する可能性に言及した。

　宣言の対象地域のうち、沖縄を除く東京や大阪など９都道府県は、今月末で期限を迎える。加藤氏は、宣言に準じた「まん延防止等重点措置」に移行するか、「あるいは宣言を一定程度しながら、かなり（感染状況が）改善されたら普通の状態に戻すのか、議論したい」と述べた。

　宣言を延長する場合、沖縄の期限である６月２０日にそろえるかどうかを問われると、「地域ごとに（期間が）バラバラであるのはどうなのかという議論は当然出てくる。一定程度、固まりの中で判断していく」との見方を示した。一方、「全部（期限を）合わせる必要があるかということも含めて議論する」とも語った。

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