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女子大生殺害容疑の男、日記に「隣人に見張られている」…以前から被害妄想抱く? - 読売新聞

 大阪府大東市のマンションで4月、大学4年吉岡桃七ももなさん(21)が自室で殺害された事件で、真下に住んでいた会社員嘉本かもと悟容疑者(48)の部屋から、「隣人に見張られている」と書かれた古い日記が見つかったことが、府警への取材でわかった。事件は28日で発生から1か月。府警は、嘉本容疑者が以前から被害妄想を抱いていたとみて、事件に至った経緯を調べている。

 事件は4月28日朝に発生。吉岡さんは3階の自室で後頭部を鈍器で殴られ、全身を刃物で切りつけられて失血死した。府警は、嘉本容疑者が襲撃後、ベランダにかけたはしごで自室に戻り、火を放って一酸化炭素中毒死したとみて、容疑者死亡のまま殺人容疑などで書類送検する方針。

 府警が嘉本容疑者の部屋を調べたところ、自筆のノート1冊を発見。大東市内の別のマンションに住んでいた2013年7月からの日記で、「隣の住人に見張られている」「ユニットバスに入ると隣の人に聞き耳を立てられる」など、連日のように周囲の住民らへの不満が書かれていたという。

 嘉本容疑者は管理人に「隣人から嫌がらせを受けた」と告げ、15年6月に事件のあったマンションに転居。その後の日記は発見されていないが、事件後、嘉本容疑者の親族が府警に、「(数年前から)生活音に敏感になっていた」などと証言しており、府警はスマートフォンを解析するなどして動機の解明を進める。

 また、嘉本容疑者の靴下に付いていた血液をDNA鑑定した結果、吉岡さんのものと一致したことも判明。事件20日前には通信販売ではしごを購入しており、府警は嘉本容疑者が計画的に襲撃の準備を進めていたとみている。

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