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五輪控える中国、オミクロン株じわり拡大…北京に隣接の天津で市中感染か - 読売新聞

 【北京=田川理恵】中国で新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が広がりつつある。北京冬季五輪の開幕を2月4日に控え、当局が拡散を防げるかは不透明な状況だ。

 河南省安陽市の地元メディアは10日、市内で8日に陽性判定された2人についてオミクロン株への感染が分かったと伝えた。昨年12月末に天津市から来た大学生が感染源とみられている。

 天津市では昨年12月中旬に中国本土で最初の感染者が確認された。さらに今月9日、2人の感染者が出た。この2人と接点があった25人が既に陽性と判定されており、オミクロン株の市中感染が起きたことは確実視されている。

 天津市は北京への通勤圏で、高速鉄道で約30分の距離だ。北京へのオミクロン株流入を阻むため、天津市内の大半の駅で北京行きの列車の運行が停止された。

 北京市は10日、昨年12月以降に天津市を訪れた人に対し、居住地区への報告やPCR検査などを行うよう求めた。北京市中心部で海外メディアのために設けられた冬季五輪の取材拠点では、敷地内で受け付けていた郵便物の発送を10日に停止した。ウイルスが郵便物に付着し、外部に拡散することを警戒しているようだ。

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