![](https://www.yomiuri.co.jp/media/2024/02/20240223-OYT1I50072-1.jpg?type=ogp)
ロシア北極圏の刑務所で死亡した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の母親リュドミラさんは22日、捜査当局の指示を受けナワリヌイ氏の遺体と対面したと明らかにした。秘密裏に埋葬することに同意しなければ、遺体は引き渡さないと脅迫されたと訴え、当局の対応を非難した。
リュドミラさんは22日、動画を公開し、21日夜に「ひそかに安置所に連れて行かれ、アレクセイを見せられた」と述べた。場所はヤマロ・ネネツ自治管区の都市サレハルドの遺体安置所とみられる。当局側は埋葬の場所や方法に条件をつけ、「時間は味方にならない。遺体は腐敗しつつある」と要求に応じるようリュドミラさんを脅したという。
ナワリヌイ氏側によると、リュドミラさんは遺体をモスクワ近郊の墓地に埋葬し、一般公開して支持者らが別れを告げる機会を設けたいと希望している。
リュドミラさんやナワリヌイ氏の報道担当者によると、当局がリュドミラさんに見せたナワリヌイ氏の死亡診断書には、死因は「自然死」と書かれていた。
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