河川工学などが専門の東京理科大学の二瓶泰雄教授は、一級河川の流域全体でどのくらいの雨が降ると川の水位が氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」を超えるのか、過去の雨と水位のデータをもとに調べました。
気象庁が発表する予想の雨量と比較できるように、目安を流域で降る24時間の雨量で示しています。
東日本から西日本では15日にかけて雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨が降り大雨となる見込みで、雨量が増えると予想されている各地の河川の目安は次の通りです。
【東海】
静岡県などを流れる
▽菊川と天竜川は150ミリから200ミリ
▽狩野川は250ミリから300ミリ
▽大井川は400ミリから450ミリ
▽安倍川は1000ミリから1050ミリとなっています。
愛知県を流れる
▽豊川庄内川はそれぞれ200ミリから250ミリ
▽矢作川はおよそ250ミリとなっています。
三重県を流れる
▽雲出川は150ミリから200ミリ
▽鈴鹿川はおよそ200ミリ
▽櫛田川は200ミリから250ミリ
▽宮川は300ミリから350ミリとなっています。
【近畿】
京都府などを流れる由良川は150ミリから200ミリとなっています。
大阪府などを流れる淀川は200ミリから250ミリとなっています。
奈良県などを流れる大和川は100ミリから150ミリとなっています。
兵庫県などを流れる円山川と加古川、揖保川はそれぞれ150ミリから200ミリとなっています。
和歌山県などを流れる
▽紀の川は200ミリから250ミリ
▽新宮川は350ミリから400ミリとなっています。
【関東甲信】
利根川は150ミリから200ミリとなっています。
埼玉県や東京都を流れる荒川は300ミリから350ミリとなっています。
東京都などを流れる
▽鶴見川は100ミリから150ミリ
▽多摩川は150ミリから200ミリとなっています。
神奈川県などを流れる相模川は550ミリから600ミリとなっています。
茨城県などを流れる久慈川はおよそ150ミリとなっています。
栃木県などを流れる那珂川は150から200ミリとなっています。
【四国】
徳島県などを流れる
▽那賀川は200ミリから250ミリ
▽吉野川はおよそ250ミリとなっています。
香川県を流れる土器川は200ミリから250ミリとなっています。
愛媛県を流れる
▽肱川は150ミリから200ミリ
▽重信川は200ミリから250ミリとなっています。
高知県などを流れる
▽仁淀川は250ミリから300ミリ
▽四万十川は300ミリから350ミリ
▽物部川はおよそ400ミリとなっています。
【中国地方】
山口県を流れる佐波川はおよそ200ミリとなっています。
広島県などを流れる
▽太田川は100ミリから150ミリ
▽芦田川は150ミリから200ミリ
▽小瀬川は450ミリから500ミリとなっています。
岡山県を流れる
▽高梁川はおよそ150ミリ
▽吉井川と旭川はそれぞれ150ミリから200ミリとなっています。
鳥取県などを流れる
▽日野川は150ミリから200ミリ
▽千代川と天神川はそれぞれ200ミリから250ミリとなっています。
島根県などを流れる
▽江の川は100ミリから150ミリ
▽高津川と斐伊川はそれぞれ150ミリから200ミリとなっています。
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