[ワシントン 18日 ロイター] - 米下院が18日実施した次期下院議長を選出する2回目の投票で、共和党の議長候補ジョーダン下院司法委員長が前日に続き過半数票を獲得できず落選した。下院議長不在は16日目を迎え、混迷を深めている。
2回目の投票でトランプ前大統領が支持するジョーダン氏は199票を獲得。共和党議員22人が反対票を投じ、承認に必要な217票に届かなかった。民主党212人全員も反対した。
ジョーダン氏は同日中に再挑戦はしないとし、「明日(19日)は投票があると思う」と記者団に語った。
そうなれば投票は3日連続となる。先に解任されたマッカーシー前下院議長が1月に選出された際には4日がかりで15回もの採決が行われた。
ジョーダン氏は1回目の投票では200票を確保しており、18日の結果は前日から後退。また、マッカーシー前議長に対する採決のどの得票よりも少なくなった。
議会ではウクライナ戦争や中東情勢、政府機関一時閉鎖阻止に向けた対応に迫られており、共和党内では次善の策を模索する動きも出ている。共和・民主党の双方の一部からは、マクヘンリー下院議長代行の権限を拡大する案が浮上している。
※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
Bagikan Berita Ini
0 Response to "米下院議長選、共和ジョーダン氏の支持後退 19日にも投票か - ロイター (Reuters Japan)"
Post a Comment