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「爆音で家が揺れているようだった」イスラエル退避の邦人60人、空自輸送機で羽田到着 - 読売新聞オンライン

 パレスチナ自治区ガザを巡る情勢の緊迫を受け、邦人らを乗せてイスラエルを出発していた航空自衛隊の空中給油・輸送機「KC767」が21日午前3時過ぎ、羽田空港に到着した。入国審査を終えた搭乗者は、疲れた様子を見せながらも、母国にたどり着き、 安堵あんど の表情を浮かべた。

 防衛省によると、同機でイスラエルから退避したのは邦人60人と韓国人18人、それらの外国籍の家族5人の計83人。20日未明にイスラエルの空港を出発し、隣国のヨルダンを経由して日本に向かっていた。

 「毎日のように爆音が響き、自宅が揺れているようだった」。イスラエル北部の町から10~17歳の子ども4人と退避したネイリストの女性(47)はそう振り返った。

 イスラエル人の夫は「国を守りたい」と現地に残り、同国を離れることには迷いもあった。子どもの安全を確保するため帰国を決めたが、「早く元の平和に戻ってほしい」と願っていた。

 中部テルアビブ近郊に住む40歳代の女性も日本の両親が心配していたため、イスラエル人の夫を残して退避した。「不安もあったが、自衛隊や大使館の方が寄り添ってくれて心強かった」と語った。

 自衛隊は、ヨルダンとアフリカ東部のジブチに引き続き輸送機2機を待機させており、不測の事態に備えている。

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