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ブリンケン国務長官、中国外交トップ王毅氏と会談-習主席とも面会か - ブルームバーグ

ブリンケン米国務長官は19日午前、訪問先の北京で中国外交トップの王毅共産党政治局員と会談した。緊張する米中関係の安定化に向けて18日に始まったブリンケン氏の訪中は前向きなスタートを切った。

  ブリンケン長官は王氏と握手を交わした後、会談を開始した。北京に到着した18日には秦剛国務委員兼外相とも会談し、米中双方は「率直な」意見交換だったと説明。計7時間半にわたる協議となり、当初の予定時間を大幅に上回ったと当局者は述べた。

ブリンケン国務長官、中国外相と「率直な」協議-習主席とも面会か

CHINA-US-DIPLOMACY

北京の釣魚台迎賓館で握手するブリンケン米国務長官と中国共産党の王毅政治局員

Photographer: Leah Millis/Pool/AFP/Getty Images

  ブリンケン氏の訪中初日から発せられたトーンは慎重ながらも肯定的となっており、ブリンケン長官と習近平国家主席との会談が19日に実現するとの期待を高めている。習主席は16日に北京で米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏と面会しており、習氏との会談はブリンケン氏訪中の成功度合いを測る上で一つの目安となっている。

  米中が人権からテクノロジー、貿易、台湾への武器売却に至るまで多くの問題を巡って対立する中で、ブリンケン氏は中国を訪問。秦外相は18日、台湾問題は中国の「核心的利益の中の核心」であり、米中関係で「最も突出したリスク」だと主張した。

中国外交トップの王毅共産党政治局員と会談するブリンケン米国務長官

Source: Bloomberg

  ブリンケン氏の訪中は当初、2月の予定だったが、米国が中国の偵察気球だとする物体が米上空を飛行したことを受け、延期されていた。

  中国の国営メディアは19日、ブリンケン長官の訪中を大きく扱っておらず、共産党機関紙・人民日報は米中外相会談を3面の隅で報じた。人民日報系の環球時報では、李強首相による欧州歴訪開始の方が大きく報道されている。

  ブリンケン長官と王氏は核心的な問題を巡り、さらに突っ込んだ議論を交わす予定だと米国務省高官は18日夜に述べた。

原題:Blinken Meets Top China Diplomat as Trip Sees Positive Start (1)(抜粋)

(情報を追加し更新します)

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