Search

マイナカード誤登録、福島・いわき市でも発覚し計7自治体に…口座5370万件の点検開始 - 読売新聞オンライン

 デジタル庁は23日、年金や給付金を受け取るためにマイナンバーと預貯金口座をひもづける「公金受取口座」を巡り、別人の口座情報を誤って登録するミスが福島市など6自治体で計11件見つかったと発表した。窓口での人為的なミスが原因で、デジタル庁は約5370万件ある公金受取口座の総点検を始めた。福島県いわき市も、別人の口座情報を登録するミスが1件あったと発表した。誤登録は7自治体で計12件に上る。

 デジタル庁によると、誤登録はマイナカードの取得者にポイントを還元する「マイナポイント」の手続きのため、自治体が設けた支援窓口の共用端末で発生した。マイナポータルの利用者が手続きを終えた後にログアウトしなかったため、同じ端末で次に手続きした人の口座情報が、前の利用者のアカウントに上書きされてしまった。

 誤登録された情報はすでに訂正済みで、他人の口座に年金などが入金される事態は起きていないという。公金受取口座の登録は原則として本人が行うが、福島市では支援員が操作したにもかかわらず誤登録した事例が4件見つかった。

 河野デジタル相は23日の記者会見で、再発防止のため、登録が困難な利用者が希望すれば支援員が端末を操作することを認める代わりに、ログアウトしたかどうかを利用者と支援員が確認するよう自治体に徹底を求めると表明した。

Adblock test (Why?)



Bagikan Berita Ini

0 Response to "マイナカード誤登録、福島・いわき市でも発覚し計7自治体に…口座5370万件の点検開始 - 読売新聞オンライン"

Post a Comment

Powered by Blogger.