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池田大作氏が死去 創価学会名誉会長 老衰のため 95歳 - nhk.or.jp

池田大作氏は、「万人の幸福」と「世界平和」の実現を根本的な目標とし、布教活動と組織の拡大に取り組んできました。

池田氏が長年、平和運動に取り組んだ原点には、少年時代に空襲で住まいを奪われ兄を失った戦争への怒りがありました。

昭和39年には、太平洋戦争中に激しい地上戦が行われた沖縄で、小説「人間革命」の執筆を始め、冒頭で「戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない」とつづりました。

平成15年に創価学園の入学式であいさつに立った際には、「私が皆さん方と同じ年代のとき、日本は残酷な戦争に入りました。4人の兄を兵隊に奪われて一番上の兄は戦死し、母の悲しみはあまりにも深かった。疎開して建てた家も空襲で焼けてしまった。だから戦争は反対です、断固として私は」と述べていました。

池田氏は核兵器の廃絶も目指し、昭和50年には国連本部を訪問して当時の事務総長に核廃絶を願う1000万人分の署名を提出しました。

また、2021年1月に発表した提言では、核兵器禁止条約の発効を受けて、「唯一の戦争被爆国である日本は、他の核依存国に先駆けて締約国会合への参加を表明し、議論に積極的に関与する意思を明確にした上で、早期の批准を目指していくべきではないでしょうか」と記していました。

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