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ガザ地区「数千人避難」の病院 “攻撃が激化 医療活動不能に” - nhk.or.jp

イスラエル軍は、ガザ地区北部を中心に激しい攻撃を続けていて、11日にはイスラム組織ハマスが使用している武器庫や、インフラなどを海軍の部隊によって攻撃したと発表しました。

また、イスラエル軍は、地下にハマスの重要な拠点があると主張しているガザ地区最大の病院「シファ病院」を目指して部隊を進めています。

病院で活動している国際NGO「国境なき医師団」は、現地スタッフからの報告として「シファ病院への攻撃は劇的に激しくなっている」とSNSに投稿しています。

シファ病院には、数千人の住民が避難しているとされますが、9日夜から10日にかけて爆発があり、13人が死亡していて、「国境なき医師団」は、病院内には多くの患者や、重体で移動させることができない人が取り残されているとして、懸念を強めています。

一方、ガザ地区の保健当局の報道官は11日、シファ病院について燃料不足のため、医療活動ができなくなったと明らかにしました。

こうした中、イスラエル軍の報道官は現地時間の11日午前10時すぎに、旧ツイッターのXにガザ地区北部の住民に対する退避通告を投稿しました。

このなかでイスラエル軍は新たにジャバリア難民キャンプで4時間にわたって「人道目的で戦術的に軍事活動を停止する」と明らかにしています。

今回の措置は9日に戦闘の休止でアメリカと合意した内容を反映した可能性があります。

OCHA(国連人道問題調整事務所)は、イスラエル軍が指定した退避ルートを通って10日に新たに3万人が南部に逃れたと推計する一方、退避ルート上で複数の爆発があったとし、被害の拡大が懸念されています。

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