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大麻グミで十数人救急搬送か、大阪市が製造販売会社に立ち入り調査…包装に違法成分類似の「HHCH」記載 - 読売新聞オンライン

 大阪府内で今年に入り、大麻に似た成分が含まれたとみられるグミを食べた男女十数人が、吐き気などを訴えて救急搬送されていたことが、府警への取材でわかった。東京都内でも今月4日、同様のグミを食べた男女5人が搬送されていた。都内での事案のグミを製造・販売したのは大阪市内の会社に、市が同社に立ち入り調査を実施した。

 府警によると、府内で1月以降、20~30歳代を中心に男女十数人が、グミを食べて吐き気や体の震えを訴え、救急搬送された。府警に「SNSで知り合った人からグミ10個を7000円で買った」などと説明した。

 グミの包装には、大麻の違法成分の化学構造に似せた合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」の記載があった。医薬品医療機器法で規制されていない成分で、所持したり食べたりしても違法にはならないという。府警はグミに違法成分が含まれていないか鑑定を進めている。

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