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トランプ氏が連勝、共和党指名争いで独走態勢…ヘイリー氏は撤退否定「たくさんの州が残っている」 - 読売新聞オンライン

 【マンチェスター(米ニューハンプシャー州)=淵上隆悠】米大統領選の共和党指名候補争いは23日、第2戦のニューハンプシャー州予備選が行われ、ドナルド・トランプ前大統領(77)が勝利した。アイオワ州党員集会に続く勝利で、指名獲得へ大きく前進した。

 AP通信によると、24日午前5時(日本時間24日午後7時)の開票率91%時点の得票率は、トランプ氏が54・5%、ニッキー・ヘイリー元国連大使(52)が43・2%。トランプ氏は23日夜の勝利集会で、「我々はこの戦いに勝つ。勝たなければ、この国は終わりだ」と述べた。

 民主党の候補指名が確実視されているジョー・バイデン大統領(81)は声明を発表し、「トランプ氏が共和党の指名候補となるのは明らかだ」とした上で、「民主主義、個人の自由、経済、すべてが危機にさらされている」と警鐘を鳴らした。

 共和党の指名レースは、アイオワ州党員集会で2位だったフロリダ州のロン・デサンティス知事(45)が21日に撤退し、トランプ氏とヘイリー氏による事実上の一騎打ちとなった。ヘイリー氏は、トランプ氏に批判的な穏健派の共和党支持者が多いニューハンプシャー州での活動に注力した。

 同州では、政党への有権者登録をしていない「無党派」も投票できるため、幅広い層の支持を狙った。トランプ氏が再び大統領になれば「さらに4年の大混乱をもたらす」などと訴えたが、及ばなかった。

 ヘイリー氏は23日夜、支持者を前に演説し、選挙戦を続けると表明した。「このレースは終わりからはほど遠い。まだたくさんの州が残っている」と述べた。2月24日に行われる地元サウスカロライナ州での予備選が正念場となる。

 ニューハンプシャー州では23日に民主党の予備選も行われた。党全国委員会は2月3日のサウスカロライナ州予備選を指名レースの初戦に決めており、バイデン氏は選挙活動を見送ったが、圧勝した。

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