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23日、首都マドリードの住宅街にある投票所には、猛暑の中、朝方に投票を済ませようという有権者が次々と訪れていました。
60代の男性は「今のひどい政権を変えなければならない」と述べ野党・国民党に票を投じたと話していました。
一方、50代の女性は、「与党・社会労働党に投票しました。私の価値観に一致するし、政府もよくやっているからだ」と話していました。
また、極右政党ボックスに票を投じたという70代の男性は「第1にスペインの統一、第2にスペインの統一が重要だ」と述べ、ボックスが北東部カタルーニャ州などの独立運動に強く反対していることを支持の理由に挙げました。
今回の選挙では、ボックスが国民党と連立を組んで政権に入る可能性があると注目されています。これについて、国民党に投じた60代の男性は、「両党は考えが一致しないところもあるが、共通点も多く、うまくやっていけるはずだ」と話していました。
また、社会労働党に投じた50代の女性は、「ボックスはとても後進的で、とても危険な政党だ」と話していました。
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