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ゼレンスキー氏「戦争は徐々にロシアの領土に戻りつつある」…反転攻勢が進展か - 読売新聞オンライン

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日夕のビデオ演説で「戦争は徐々にロシアの領土に戻りつつある」と述べ、停滞が伝えられていた反転攻勢が進んでいることを示唆した。ロシアの首都モスクワでは同日午前に無人機2機による攻撃で高層ビルが被害を受けており、こうした露領内での攻撃も意識した発言とみられる。

 ウクライナ側は無人機攻撃への関与を認めていないが、英字ニュースサイト「キーウ・インディペンデント」によると、空軍報道官は「戦争は遠方で起きていると感じているロシア人への動揺を狙ったものだ」との見方を示した。

 ゼレンスキー氏はまた、「ロシアのテロリストは昨年と同様、この冬もエネルギー施設を攻撃する可能性がある」と訴え、発電設備や送電網の保護に注力する考えを示した。

 ロイター通信によると、ウクライナ国内では昨冬、エネルギーシステムの40%が、ミサイルや無人機による攻撃で被害を受けた。こうした攻撃のほか、ウクライナ側は破壊工作やサイバー攻撃などにも備えており、エネルギー相は今冬の需要を満たすことに自信を示しているという。

 一方、ロシアのメドベージェフ前大統領は30日、自身のSNSでウクライナ側の反転攻勢に言及し、「北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けたウクライナ軍が我が国の一部を占領することがあるなら、核の使用に踏み切らざるを得ないだろう」と威嚇した。

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