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スペイン総選挙、「極右」攻撃が奏功 右派伸びず - 産経ニュース

スペイン・マドリードで演説するサンチェス首相(右から2人目)=23日(ロイター=共同)
スペイン・マドリードで演説するサンチェス首相(右から2人目)=23日(ロイター=共同)

スペイン総選挙は、中道右派「国民党」が第一党に躍り出たものの、連立相手とみられる極右政党VOXが議席を減らし、この2党で過半数に達しなかった。中道左派「社会労働党」のサンチェス首相がVOXに攻撃を絞って、「大変な時代が来る」と国民の警戒感をあおったのが成功したといえる。

連立交渉では、国民党のフェイホー党首より、サンチェス首相が有利とみられている。小さな地域政党の支持を集めやすいためだ。東部カタルーニャ自治州の独立派政党からは、連立交渉入りに意欲的な声が早くも出た。国民党や極右VOXは、独立志向の強い地域政党とは対立関係にあり、交渉相手に乏しい。

今回の選挙戦では、LGBT(性的少数派)政策に焦点が当たった。サンチェス政権は、欧州では最も革新的な路線をとった。「自己決定権」を重視し、16歳以上なら自己申告で性を変えられると法で定めた。

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