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ロシアが穀物積み出し港への攻撃強化、ゼレンスキー氏は防空システムの支援要請 - 読売新聞オンライン

 ロシアが黒海沿岸のウクライナ産穀物の積み出し港があるオデーサなどへの攻撃を強めていることについて、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は20日のビデオ演説で、防空システムの能力強化に向け、西側各国に追加支援を要請していると明らかにした。

 ゼレンスキー氏は、露軍が17日以降の4日間で様々な種類のミサイル約70発と自爆型無人機約90機を南部オデーサやミコライウなどに発射したと説明。「ウクライナ空軍の防空能力は十分ではない。オデーサや全土に平和と安全がもたらされるように、我々のパートナーと協議している」と述べ、防空システム強化の必要性を訴えた。

 ウクライナ空軍によると、露軍が20日にミサイル19発と無人機19機で攻撃したのに対し、ウクライナ軍はミサイル5発と無人機13機を迎撃するにとどまった。ロシアは17日にウクライナ産穀物輸出合意からの離脱を表明後、ウクライナ南部への攻撃を強めている。

 合意の仲介役である国連のアントニオ・グテレス事務総長は20日、ロシアの攻撃が国際人道法に違反する可能性があるとして、「強く非難する」との声明を報道官を通じて発表した。

 国連安全保障理事会は21日午前(日本時間21日夜)に緊急会合を開き、ロシアによる合意離脱の「人道的影響」について協議する。今月の議長国である英国が明らかにした。

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