Search

ウクライナの反転攻勢「準備は最終段階」…ゼレンスキー氏「数年以上の攻防」に言及 - 読売新聞オンライン

 ウクライナのオレクシー・レズニコフ国防相は28日の記者会見で、露軍から領土奪還を目指してウクライナ軍が計画している大規模な反転攻勢について、「準備は最終段階にある」と述べた。天候などを見極めながら、軍総司令官が着手の時期や対象地域を判断すると説明した。

 ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は29日に大統領府が公表した北欧メディアとのインタビューで、露軍が「占領地域を防衛する戦術に切り替えており、戦争は新たな局面に入っている」と述べた。露軍との攻防が数年以上に及ぶ可能性があるとも言及した。ドミトロ・クレバ外相は28日、反転攻勢は「最終決戦ではない」と強調した。

 反攻で決定的な勝利を得られなければ、米欧の失望を招いて支援が停滞し、ウクライナに停戦交渉を求める圧力が強まるシナリオを警戒しているとみられる。

 一方、露国防省は28日、ウクライナ中部ウマニの集合住宅や首都キーウなどへの広範なミサイル攻撃を巡り、「敵の予備部隊の一時的な駐留先を、高精度の長距離ミサイルなどで攻撃した。全ての標的に命中した」と主張した。

 タス通信によると、ロシアが一方的に併合した南部クリミア・セバストポリの燃料貯蔵施設が29日未明、無人機攻撃を受け、大規模火災が発生した。ウクライナ国防省情報総局の報道官は「ウマニの天罰だ」と地元通信社に述べた。ウクライナ内務省は29日、ウマニの死者が23人になったと発表した。

Adblock test (Why?)



Bagikan Berita Ini

0 Response to "ウクライナの反転攻勢「準備は最終段階」…ゼレンスキー氏「数年以上の攻防」に言及 - 読売新聞オンライン"

Post a Comment

Powered by Blogger.