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「チャットGPT」利用ルール、神戸市が条例化へ 全国初か 個人情報や機密情報「入力しない」 - 神戸新聞NEXT

 神戸市の久元喜造市長は27日、国内外で利用が広がる対話型人工知能(AI)「チャットGPT」などの生成AIの利用ルールを定めた条例改正案を、5月の神戸市会定例会に提出する考えを表明した。条例化すれば全国初とみられる。

 チャットGPTは、利用者の指示や質問に文章などで答える。久元市長は文書の要約や翻訳、草案作成など「市役所業務のあらゆる分野で活用できる」との見方を示した。

 一方で、個人情報漏えいや著作権侵害などのリスクも指摘。市として市民の権利を守るには「内部のマニュアルでは不十分」とし、職員の情報通信技術(ICT)活用に関する既存の条例に生成AIのルールを追加する方針を決めた。

 具体的には、安全な生成AIを利用することや個人情報、機密情報を入力しないことなどを盛り込む。

 チャットGPTに実際に質問を入力してみたところ「得られた回答は80点くらい。正しい部分もあるが、明らかにおかしいところもあった」と久元市長。「そのまま使うわけにはいかないが、全面的に禁止するのではなく、適切に活用する」と話した。(名倉あかり)

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