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陸自ヘリ事故 海中で機体の一部発見か 「飽和潜水」捜索開始 - nhk.or.jp

「飽和潜水」は、通常の潜水より深い海で長時間作業するための方法です。

体を窒素などの不活性ガスがこれ以上溶け込まない「飽和状態」にすることで、100メートルを超える深さでも安全に作業できるとされています。

去年、北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故では、民間のサルベージ会社がこの方法で海底に沈んだ船の調査を行いました。

海上自衛隊が公開している訓練の動画などによりますと、飽和潜水を行う際、潜水員はまず、潜水艦救難艦に備えられているタンクに入り、高い圧力のもとで一定期間を過ごして体を慣らします。

そのあと、潜水員は専用のカプセルの中に入って目標の深さにまで下ろされ、到達すると、カプセルの外に出て作業に当たります。

作業が終わって潜水艦救難艦に戻ると、再びタンクに入って少しずつ低い圧力に体を慣らしていくということで、水深およそ100メートルまで潜った場合、体が元の状態に戻るには数日かかるということです。

防衛省関係者によりますと、今回の事故では、発生から3日後の今月9日に潜水艦救難艦が現場海域に到着していて、深い海で隊員が見つかった場合に備え、飽和潜水の準備を進めていたものとみられます。

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