![](https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231219/K10014292171_2312191305_1219132750_01_02.jpg)
中国地震局によりますと、18日午後11時59分ごろ、日本時間の19日午前1時前に内陸部、甘粛省の臨夏回族自治州を震源とするマグニチュード6.2の地震がありました。
中国の国営メディアによりますと、これまでに甘粛省で113人の死亡が確認され、536人がけがをしたということです。
損壊した建物は、15万5000棟余りに上っているということです。
また、隣接する青海省でも14人が死亡、198人がけがをし、死者の数は甘粛省と合わせてこれまでに127人となっています。
このほか、青海省では土砂崩れに巻き込まれ、20人が行方不明となっているということです。
被災地では、寒波の影響で最低気温がマイナス10度を下回り、厳しい寒さになっているうえ、停電や断水が起きていて、現地からの映像では被災した人たちがたき火で暖をとる様子がみられます。
また、国営メディアによりますと、日本時間の19日午後1時までの余震の回数は300回を超えています。
中国政府は軍も動員して救助活動を行っていますが、厳しい環境の中での活動が続いています。
北京にある日本大使館によりますと、日本時間の19日午後8時半現在、今回の地震で日本人が被害に遭ったという情報は入っていないということです。
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