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誤って射殺の人質3人「白い布が付いた棒」持っていたが…イスラエル軍はわなと勘違いか - 読売新聞オンライン

 【エルサレム=西田道成】イスラエル軍は15日、パレスチナ自治区ガザ北部ガザ市で、イスラム主義組織ハマスとの戦闘中にイスラエル人の人質3人を誤って射殺したと明らかにした。

 軍報道官によると3人はハマスの拘束から自力で逃れたか、置き去りにされた可能性があるという。3人は白い布が付いた棒を持っていたが、兵士はわなに誘い込もうとするハマス戦闘員と勘違いしたとする軍の初期調査結果を地元紙タイムズ・オブ・イスラエルが16日伝えた。現場のガザ市シェジャイヤ地区ではここ数日、民間人に ふん したハマス戦闘員による自爆攻撃や待ち伏せに何度も遭遇していたという。

 射殺を受け、人質の家族ら数百人が15日夜、テルアビブの軍基地前で集会を開いた。「今すぐ人質を連れ戻せ」と叫び、解放交渉を行うよう政府に求めた。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは16日、イスラエルの対外情報機関モサドのダビッド・バルネア長官と、ハマスとの仲介役を務めるカタールのムハンマド・サーニ首相が、ノルウェーで16日にも人質解放と戦闘停止に関する交渉再開について協議すると伝えた。バルネア氏は仲介役のエジプト政府高官とも会談する可能性があるという。

 バルネア氏は14日にテルアビブで米国のジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官と意見を交わした。交渉再開に向けて調整を進めているとみられる。

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