岸田内閣の支持率だけじゃない…自民党支持率も急落報道が相次ぐ安倍派などのパーティー問題報道影響か：中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

　17日に明らかになった複数のメディアによる世論調査で、岸田内閣の支持率だけでなく自民党支持率の急落が相次いで報じられた。最大派閥・安倍派などの政治資金パーティーをめぐる報道が影響していると見られ、ネット上でも注目が集まった。

岸田文雄首相

　内閣支持率が前月比5ポイント減の16％と報じた毎日新聞の世論調査では自民党支持率が7ポイント下落し17％、2012年の自公政権復帰後初めての1割台を記録。野党第1党の立憲民主党は5ポイント上昇し14％となり、その差は3％に迫った（日本維新の会は13％）。その後報道された共同通信の調査でも内閣支持率は6ポイント減の22．3％、自民党の支持率は政権復帰以来最低の26％まで下落した。

　これまで比較的安定していた自民党支持率の下落にX（旧ツイッター）では「これ、今日が衆院選だったら立民政権になるポイント差」「大きな変化が起こっているんだろう」「共同通信でも自民支持率が大きく落ち込んだ。そして青木率（内閣支持率と与党第1党支持率を合わせた数字が50を割ると政権運営が厳しくなるという経験則）50％割れ。今総理を交代しないと手遅れになってしまう気がする」「先日、田崎スシロー（政治ジャーナリストの田崎史郎さん）がTVで『自民党の支持率は下がったと言っても2桁あるが、野党は一桁でしょ』とバカにしてたが」など、さまざまな意見が寄せられた。