判決の言い渡しを傍聴しようと大勢の人が福岡高等裁判所那覇支部に集まりました。
裁判所によりますと傍聴席32席に対して希望した人は172人で、倍率はおよそ5.4倍でした。
判決が言い渡されると、傍聴席からは「不当判決だ」という声が発せられましたが、裁判長は中断することなく判決理由を述べていました。
その間も廷内には落胆の声やため息が漏れていました。
沖縄県西原町の60代の男性は「沖縄にとって大きな裁判で、今まで国は『代執行』を行ったことはないし、国が権力を持ってやるわけでそれは絶対に許されないことだと思う」と話していました。
また、移設計画に反対する活動を続けている市民グループのメンバー、北上田毅さんは「われわれが辺野古に座り込んだりしながら、10数年がたってしまった。きょうの判決内容によっては国が『代執行』を行うことができるということで、いよいよ最終局面というか、正念場に入ったのだと思う。裁判所には法の番人として踏み込んだ意見を判決の中に入れてほしい」と話していました。
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